ひとことで
環境フレンドリーホールディングスは10月13日、韓国のS-EnergyとS-Prismとの協業に向け、覚書を結ぶことを取締役会で決議したと発表した。国内のAIデータセンター向け燃料電池と、燃料電池・蓄電池システムの日本での事業展開を検討する。導入する施設や容量、販売条件は今後の協議事項だ。
同社は子会社AI Tech Tomakomaiを通じて、北海道苫小牧市でAIデータセンターの開発を進めている。送電網から受け取る電気に加え、燃料電池や蓄電池を使う電源構成の実現可能性を共同で検討する。燃料電池は燃料の化学反応を利用して電気をつくる設備で、蓄電池は電気をためて必要なときに使う設備となる。
S-Prism製の燃料電池を国内のAIデータセンターへ導入できるかを調べる。導入の有無、対象施設、方式、容量は現時点で決まっておらず、具体化した段階で別途合意する。国内販売に必要な認証・許認可や、蓄電池の通信の安全性を確認するJC-STAR認証への対応に向けた協力も検討する。
覚書は今後の協議・事業検討の枠組み。秘密保持、情報開示、知的財産・共同成果物に関する条項を除き、法的拘束力を持たないとしている。価格、購入数量、設備容量、投資などの商業条件を確約する契約は、今後の段階となる。
編集:TERA WHAT編集部