ひとことで
JALCOホールディングスは9月14日、系統用蓄電所6カ所を保有するPP7号合同会社への匿名組合出資契約と払込を完了した。出資割合は24.5%。6カ所の合計は約12MW・48MWhで、系統連系後の2027年1〜2月に需給調整市場へ参入する予定だ。
連系と市場参入には時間差
6カ所は東北、関西、中国、九州エリアにあり、各2MW・8MWh。系統連系は4カ所を9月18日、1カ所を10月10日、残る1カ所を11月30日に予定する。需給調整市場への参入予定は2027年1月と2月で、連系した日から直ちに同市場の収入が生じる計画ではない。
JALCOは9月14日に出資を決議し、同日に契約と払込を終えた。出資額は公表していない。資産管理と保守・運用はTAOKE ENERGY、電力市場への対応を担うアグリゲーターはパワープールが担当する。
既存3件はすでに市場で取引
同社が関与する既存案件では、愛知県阿久比町、三重県志摩市、長野県小布施町の3件が需給調整市場で取引を始めている。新たな6カ所の将来予定と、既存案件の取引実績は分けて見る必要がある。
今回を含め、保有・契約・出資を通じて関与する案件は17件、設備容量は合計約138MWhになった。この容量は案件全体の合計であり、JALCOの持分比率を掛けた容量ではない。
年間売上高の想定はSPC全体
6カ所がすべて市場に参入して通期稼働した場合、PP7号合同会社は年間売上高約3億円を想定する。これは同社全体の見込みで、JALCO自身の売上高や利益を示す数字ではない。市場価格や運用状況によって変動する。
出力と蓄電容量の違いはkW・kWhの解説、市場への参加方法は需給調整市場の解説で確認できる。
編集:TERA WHAT編集部