ひとことで
資源エネルギー庁は、改正電気事業法に基づくOCCTOの融資制度について、大規模電源は合計出力50万kW以上、融資額はプロジェクト全体の融資総額の3割程度を原則とする案を示した。
| 大規模電源の出力 | 合計50万kW以上 |
|---|---|
| 融資額 | プロジェクト全体の融資総額の3割程度を原則 |
| 金利 | 社債や銀行融資を参考に民間水準並み |
| 最初の融資実行 | 2027年3月頃を想定 |
電力広域的運営推進機関(OCCTO)が、国の認定を受けた地域間連系線、地域内の基幹送変電設備、大規模電源の整備・更新へ財政投融資などを原資に貸し付ける。民間金融を補完し、建設期間が長い電源・系統投資の資金調達を支える制度となる。
大規模電源は合計出力50万kW以上を対象とする案。同一発電所などで設備・投資判断が一体となる複数基は合算できる一方、場所や整備時期が離れた無関係な案件の束ね申請は認めない。安定供給への貢献、GX・排出削減、事業実現性、返済計画などを審査する。
融資額はプロジェクト全体の融資総額の3割程度を原則とし、長期脱炭素電源オークションの落札や長期PPAなどで返済の見通しを確認する。改正法は7月24日に公布され、12月頃の施行を目指す。8月末頃に事前相談を始め、最初の融資は2027年3月頃の実行を想定している。
編集:TERA WHAT編集部