ひとことで
中国電力とNTTドコモビジネスは、三隅発電所2号機でロボット、IoT、AIを組み合わせた巡視点検の実証を開始した。2027年度の本格運用を目指す。
| 対象設備 | 三隅発電所2号機(100万kW) |
|---|---|
| 実証期間 | 2026年7月28日~2026年度末 |
| 使用技術 | 自律走行ロボット、IoTカメラ・センサー、AI |
| 本格運用 | 2027年度を目標 |
自律走行ロボットは設定したルートを巡回し、計器や床面を撮影する。通路が狭くロボットが走れない場所には固定式IoTカメラを置き、センサーで振動と温度を常時計測する。
撮影画像はクラウド上のAIで数値データへ変換し、中国電力が2021年度から運用するトラブル予兆検知システムへ送る。AIが複数データを解析して異常の兆候を検知した場合、通知を受けた運転員が現場を確認する。
実証では、人が行ってきた巡視の一部を置き換えながら、経験差に左右されにくい客観的な点検ができるかを確認する。2027年度の三隅発電所での本格運用と、他の火力発電所への展開を検討する。
編集:TERA WHAT編集部