01
一言でいうと
「将来も電気を作れる体制」にお金を払う制度
発電所、蓄電池、DR(需要を減らす対応)などが供給力として参加し、落札した事業者は対象年度に供給力を提供する義務を負うかわりに、容量収入を受け取ります。電気を売った量ではなく「いつでも出せる力」に対価を払うのが特徴です。
02
なぜ必要なのか
kWh収入だけでは足りない
電気を売る市場の収入だけでは、将来に向けた設備維持や投資の費用を回収しにくい場合があります。
再エネ時代の待機電源
再エネの増加で火力の稼働時間が減っても、天候の悪い日や需要ピークに備えて待機できる電源は必要です。
安定供給の備え
必要な供給力を前もって確保しておくことで、需給ひっ迫や価格急騰のリスクを減らします。
03
3つのオークションで構成される
メインオークション
実需給の4年前に行う基本の調達。容量市場の中心
追加オークション
その後に見えた供給力の過不足を補正(調達・リリースの双方向)
長期脱炭素電源オークション
脱炭素電源の新規投資・大規模改修を原則20年間の収入で支援
いずれもOCCTO(電力広域的運営推進機関)が運営
04
お金の流れ
小売電気事業者など
容量拠出金を負担(小売・一般送配電・配電事業者などに配分)
容量市場(OCCTO)
容量確保契約にもとづき費用を集めて支払う
落札した供給力
容量確保契約金額を受け取り、対象年度に供給力を提供する義務を負う
容量拠出金は最終的に電気料金の前提にも関わる
05
3つのオークションの比較
| メイン | 追加 | 長期脱炭素 | |
|---|---|---|---|
| 目的 | 4年先の供給力確保 | 過不足の補正 | 脱炭素電源への投資支援 |
| 収入の期間 | 対象年度(単年度) | 対象年度(単年度) | 原則20年間 |
| 約定方式 | シングルプライス | 年度ごとに設定 | マルチプライス |
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