容量市場 メインオークション

将来必要な供給力をあらかじめ確保する容量市場の基本入札

定義

容量市場メインオークションは、将来の電力需要に対して必要な供給力をあらかじめ確保するための入札です。取引される中心は発電した電力量ではなく、必要なときに供給できる力を表すkW価値です。

メインオークションは、原則として実需給年度の4年前に行われます。落札した電源等は容量確保契約を結び、対象年度に供給力として期待される役割を負います。

仕組み

発電所、蓄電池、DRなどの供給力候補が応札し、募集量や需要見通しにもとづいて約定します。落札した事業者は容量収入を受け取る一方、計画停止や実需給時の対応など、リクワイアメントと呼ばれる義務を負います。

通常の卸電力市場がkWhの売買を扱うのに対し、容量市場は供給力を確保する制度です。この違いを押さえると、スポット市場や需給調整市場との役割分担が見えます。

費用負担

容量市場で確保した供給力の費用は、容量拠出金を通じて小売電気事業者、一般送配電事業者、配電事業者などが負担します。最終的には電気料金に影響するため、約定価格、対象年度、負担経路を分けて整理します。

現在の制度状況

2026年時点では、2029年度向けメインオークションの約定結果が公表されています。年度別の説明を入れる場合は、応札年度、対象実需給年度、約定結果を分けて読む必要があります。

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