DRとは
電気は、つくる量と使う量を合わせて供給しています。電気が足りない時間に使う量を減らす方法を「下げDR」、太陽光発電などの電気が多い時間へ給湯や充電を移す方法を「上げDR」と呼びます。家庭では、給湯器がお湯を沸かす時間を電力会社のサービスで自動調整する例があります。
下げDRと上げDR
下げDR
電気が足りない時間に、使う量を減らす
上げDR
太陽光発電の電気が多い昼へ、給湯や充電の時間を移す
需要を動かす方法
インセンティブ型DR
対価や報酬を受け取って、要請に応じて需要を動かす型。アグリゲーターとの契約で参加するのが一般的です。
電気料金型DR
時間帯別料金など、価格シグナルに応じて自発的に使い方を変える型です。
参加できる市場・制度
需給調整市場や容量市場などで、DRは調整力・供給力として扱われます。
VPP・アグリゲーターとの関係
アグリゲーターは複数の需要家と契約し、DRによる需要変化をまとめて取引します。需給調整市場では2026年度から、家庭用蓄電池などの低圧リソースと機器単位計測が順次導入されています。
家庭で参加するときに確認すること
まず請求書で電気の契約先とプラン名を確認し、電力会社の案内で対象の機器と申し込み方法を調べます。給湯器を自動調整するサービスでは、指定機種や通信接続、会員登録などの条件があります。
東電EPは2026年10月1日に対象給湯器を増やし、運転の調整1回に25くらしTEPCOポイントを付けています。中国電力も対象を拡大し、新規申込者への抽選を始めました。特典の条件は電力会社ごとに確認できます。
四国電力の「秋トク」は、10月31日までに申し込み、11月前半の昼に使った電気にポイントが付く取り組みです。夜が安いスマートeプランL・L+では、使用を夜から昼へ移すと、増えた電気代がポイントの価値を上回る場合があります。昼と夜の料金、受け取るポイント、屋根の太陽光発電で売る電気の収入を合わせて確認します。
東電EPは10月1日、パナソニックの冷蔵庫の電気の使い方を自動で調整するサービスも始めました。対象はNR-F65WX3、NR-F60WX3、NR-F55WX3、NR-F55HY3、NR-F50HY3、NR-F45HY3の6機種です。KitchenPocketアプリに冷蔵庫を登録し、電力会社との連携とDRモードの設定を行います。ポイントを受け取るには、別途「エコ・省エネチャレンジ」への申し込みが必要です。対象機種と申し込みの案内で条件を確認できます。
