更新日:2026.10.10
ひとことで
日本卸電力取引所(JEPX)は9月8日、取引システムの更改の予定を整理して公表した。時間前取引の新システムを2026年9月30日に稼働させ、10月1日受渡分から取引できるようにする。スポット市場は2026年4月1日から新システムが動いており、並行して稼働している現行システムは2027年3月31日受渡分で終わる。
JEPXが公表した時間前取引の旧システムの利用期限は、売買が9月30日受渡分まで、実績データ等の取得が10月9日まで。10月10日の本記事更新時点では、旧画面が実際に停止したことは確認できていない。新システムでの売買に伴う清算書は現行の清算システムでは取得できず、新システムの清算管理から取得する必要がある。
スポット市場の参加者は、現行システムが終わる2027年3月31日受渡分までに「自らシステムを用意するか、本取引所連係システム提供事業者と契約する必要があります」。清算システムも2027年3月31日まで並行して稼働し、4月1日以降は廃止になる。清算書は各取引システムの清算管理から取得し、非化石取引も含めて決済日で合算して移動金額を確かめる。預託金制度(必要預託金の算出方法等)は、システムを使わない方法を検討している。
ベースロード取引、間接送電権取引、先渡取引については、JEPXが2027年3月までに新たな取引用画面を用意する。API対応はない。
10月10日更新:時間前取引とスポット取引の旧システムの期限を見出しで区別し、10月9日の予定期限を過ぎた時点の確認状況を追記。
編集:TERA WHAT編集部