電力市場 08

時間前市場

スポット市場の約定後に生じた発電量や需要見込みのずれを、実需給直前まで売買する市場です。再エネの出力予測、需要見込み、発電設備の稼働状況が変わったときに利用されます。

更新日:2026.07.03

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時間前市場とは

JEPXでは、1日を30分ごとの48商品に分け、売り注文と買い注文の条件が合った時点で約定するザラバ方式を採用しています。取引終了後に残った計画値と実績値の差は、インバランスとして精算されます。

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利用される場面

再エネの予測変化 天気が変わって太陽光・風力の発電見込みがずれたとき、過不足分を売買して調整します。
需要の見込み違い 気温の変化などで電気の使用量見込みが変わったとき、追加で買う・余りを売ることができます。
発電設備のトラブル 発電所が急に止まったとき、不足分を市場から調達して計画を立て直せます。
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スポット約定後から実需給まで

前日:スポット市場 翌日48コマ分の電気をまとめて約定。ここで基本の計画が決まる
時間前市場 スポット約定後から実需給の直前まで、計画のずれを随時調整
ザラバ方式随時約定
実需給後:インバランス精算 それでも残った計画と実績の差は、インバランス料金で精算

時間前市場でずれを小さくできるほど、インバランスを抑えやすくなる

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スポット市場との違い

 時間前市場スポット市場
タイミングスポット約定後〜実需給の直前受渡しの前日
役割計画のずれの修正翌日分の基本的な調達・販売
約定方式ザラバ方式(条件が合った時点で随時約定)ブラインド・シングルプライスオークション
価格取引ごとに決まる30分コマごとに1つの市場価格
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JEPXの取引資料