時間前市場

スポット市場後から実需給直前まで電気を調整売買する市場

定義

時間前市場は、スポット市場の約定後に生じた発電計画や需要計画のずれを、実需給に近いタイミングまで調整するための卸電力市場です。

翌日分を前日にまとめて扱うスポット市場に対し、時間前市場は実需給に近い段階の修正に使われます。

ザラバ方式

時間前市場では、売り注文と買い注文の条件が合った時点で随時約定するザラバ方式が使われます。市場参加者は、気象や需要、発電設備の状況変化を踏まえて追加取引できます。

スポット市場との関係

スポット市場で決まった取引を出発点に、その後の予測変化を時間前市場で調整します。再エネ出力の予測変化、需要の見込み違い、発電設備のトラブルなどが調整の理由になります。

インバランスとの関係

時間前市場で計画のずれを小さくできれば、実需給後に発生するインバランスを抑えやすくなります。ただし、実績との差が残ればインバランス料金で精算されます。

関連用語