スポット市場

翌日受渡の電気を30分単位で売買するJEPXの中心市場

定義

スポット市場は、翌日に受け渡す電気を前日に売買する卸電力市場です。日本ではJEPXが市場を運営し、1日を30分ごとの48コマに分けて取引します。

ここで扱うのは翌日の電力量です。数年先の供給力確保や長期投資支援とは別の役割を持ちます。

取引の流れ

売り手と買い手は、受渡日の前日に価格と量を入札します。市場は入札を集約し、各30分コマごとに約定量と約定価格を決めます。

入札はブラインド方式で行われ、参加者は他の参加者の入札内容を見ながら注文を合わせるわけではありません。

価格決定方式

スポット市場では、約定した取引に同一の市場価格を適用するシングルプライス方式が使われます。需要曲線と供給曲線が交わる水準をもとに価格が決まります。

エリアプライスと市場分断

地域間連系線に制約がない場合、エリア間の価格は近づきます。連系線制約がある場合は市場分断が起こり、エリアごとに価格が分かれることがあります。

関連用語