電力市場 07

スポット市場

翌日に受け渡す電気を前日に売買する市場です。JEPXが1日を30分ごとの48商品に分けて約定し、システムプライスとエリアプライスを公表します。

更新日:2026.07.03

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スポット市場とは

取引対象は翌日の電力量(kWh)です。小売電気事業者の調達、発電事業者の販売、事業者間の計画作成に使われます。容量市場で取引する供給力(kW価値)は対象に含みません。

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取引の流れ

売り入札 発電事業者などが「この価格でこれだけ売りたい」を前日に入札
スポット市場(JEPX) 30分コマごとに入札を集約し、約定量と約定価格を決定
1日48コマブラインド方式前日に約定
買い入札 小売電気事業者などが「この価格でこれだけ買いたい」を前日に入札

ブラインド方式=他の参加者の入札内容を見ながら注文を合わせることはできない

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需給曲線と約定価格

需要と供給の交点 買い入札を価格の高い順、売り入札を安い順に並べ、2つの曲線が交わる水準で価格と量が決まります。
シングルプライス方式 同じコマで約定した取引には、入札価格にかかわらず同一の市場価格が適用されます。
コマごとに変わる 価格は30分コマごとに決まるため、同じ日でも時間帯によって大きく変わります。太陽光が多い昼は安く、夕方に高くなる傾向が典型です。
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エリアプライスと市場分断

日本は9つのエリアが地域間連系線でつながっています。連系線に余裕があればエリア間の価格は近づきますが、容量が足りないと「市場分断」が起こり、エリアごとに価格が分かれます。このエリア間の値差リスクをヘッジする商品が間接送電権です。

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ほかの市場との役割分担

 スポット市場時間前市場容量市場
取引するもの翌日の電力量(kWh)当日までの電力量(kWh)将来の供給力(kW価値)
タイミング受渡しの前日スポット市場の後〜実需給直前実需給年度の4年前
主な役割翌日分の基本的な調達・販売計画のずれの修正将来の供給力不足の予防
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取引規程と市場データ