日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場では、6月の1日平均約定量が前月比6.3%増の9億5,293万2,593kWhとなった。月間平均のシステムプライスは1kWhあたり15円強で、前月より約1円上がった。
東海と関東甲信は6月7日に梅雨入りし、雨や曇りで太陽光発電量が減った。気温低下で電力需要が落ち着く一方、昼間に供給される太陽光の電気も減るため、昼間やピーク時間の約定価格が高止まりしやすくなる。
スポット市場の価格は燃料価格だけで決まらない。天候による太陽光発電の増減、需要の強さ、稼働する火力発電の構成が重なって日々の価格を動かす。6月は梅雨入りによる供給側の変化が価格上昇に表れた。