ひとことで
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人は9月8日、保有する太陽光発電所35カ所の2026年8月の発電実績と出力制御の状況を公表した。一般送配電事業者による出力制御は8月には実施されず、7月の3件と合わせて今期の累計は3件である。ポートフォリオ全体の発電電力量は3,095万7,620キロワット時で、予想比106.37%だった。
8月は出力制御が一度もなかった。同投資法人が保有する35カ所、パネル出力の合計247.57メガワットの太陽光発電所について、一般送配電事業者による出力制御は8月に実施されなかった。今期に入ってからの実施は7月の3件だけで、内訳はCS丸森町発電所、CS大崎市化女沼発電所、CS大河原町発電所の各1日である。3カ所はいずれも東北エリアにあり、出力制御ルールは無制限無補償である。
出力制御ルールは発電所ごとに違う。同じポートフォリオの中に、年間30日を上限とする30日ルール、年間360時間を上限とする360時間ルール、上限のない無制限無補償の3種類が混在する。エリア別では九州が最も多く、東京、東北、中国、中部、北海道に分かれる。オンライン制御に対応していない発電所は4カ所で、資料に印が付されている。
発電量は好調だった。8月は全般的に好天に恵まれて日射量が好調で、ポートフォリオ全体の発電電力量は3,095万7,620キロワット時、予想発電電力量2,910万2,705キロワット時に対して106.37%となった。7月の2,972万594キロワット時と合わせた今期累計は6,067万8,214キロワット時で、予想を492万4,874キロワット時上回る。8月のCO2削減量は1,315万9,511キログラムである。
個別には2カ所が大きく落ち込んだ。月次の実績が予想の70%を下回ったのは、パワーコンディショナーの一部が故障中のCS笠間市発電所(予実対比37.62%)と、2026年5月25日にケーブルの盗難が発生したCS函南町発電所(同41.08%)の2カ所である。また2026年8月14日に千葉県内で発生した大雨による系統停電で発電を停止していたCS佐倉市発電所は、翌15日の午前中に発電を再開した。
収益への影響は限定的である。同投資法人は、発電所ごとの月次の実績が予想を大きく下回った場合でも、賃借人から基本賃料(予想賃料の70%)を収受できる契約構造をとっている。出力制御による今期の累計の逸失変動賃料収入は1千円で、ポートフォリオ全体の予想賃料収入に対する比率は0.00%だった。
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編集:TERA WHAT編集部