再エネ系統需給

九州電力送配電、再エネ出力制御を高度化 15〜30分前指令で抑制量低減へ

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九州電力送配電は、再生可能エネルギーの出力制御量を減らすため、オンライン特別高圧を活用したきめ細かな出力制御の運用を6月1日から開始した。対象は、実需給に近い15〜30分前の断面で出力制御に応じられるオンライン特別高圧の発電所だ。

新たな運用では、太陽光発電の出力変動に合わせ、より直近の予測を使って制御指令値を算出し、自動で指令する。九州電力送配電は、こうした実需給直前のオンライン特別高圧活用による制御を全国に先がけて始めるとしている。

九州本土では太陽光発電の接続量が多く、春季を中心に需要を上回る時間帯が発生しやすい。出力制御は需給バランスを守るために必要だが、予測誤差が大きいほど余分な抑制も生じやすい。直前指令は、その無駄を減らすための運用改善になる。

直前の予測を使った指令は、必要以上の出力制御を減らすための運用改善になる。九州本土のように太陽光が多い地域では、蓄電池や需要シフトと合わせ、制御精度の向上が再エネの利用量を左右する。