2026.06.17 系統 / 需給 / 制度

Sassor、低圧蓄電所を束ねる収支試算に対応 JEPX・調整力・容量市場を一括評価

ニュース一覧へ →

Sassorは6月17日、蓄電池収支シミュレーションサービス「ENESシミュレーター」で、複数の低圧系統用蓄電所を束ねたリソース群の事業性試算に対応すると発表した。

新機能では、JEPXでのアービトラージ、需給調整市場、容量市場を組み合わせた収益、CAPEX、OPEX、投資回収期間、IRR、NPVを一体で試算する。1地点あたりの出力・容量、拠点数、アグリゲーター費用、通信費、保守費などを変えながら、ポートフォリオ全体の事業性を確認できる。

低圧系統用蓄電所は、小規模用地を活用しやすく、複数地点に分散して開発しやすい。一方、1地点あたりの連系出力が小さいため、単独地点の採算に加え、複数拠点を束ねた市場参加方針や運用コストの見通しが重要になる。

系統用蓄電池は設備を建てる段階から、運用・保守・市場参加を前提にした数字づくりが求められる。低圧蓄電所の分散開発が広がるほど、事前の収支試算とアグリゲーション設計の重要性は増していく。