ダイヘンは6月17日、佐賀県武雄市の武雄蓄電所に「蓄電池パッケージ」を納入したと発表した。武雄蓄電所は複数社の出資で設立された武雄蓄電所合同会社が事業主体となり、昨年11月から商業運転を始めている。
同蓄電所の定格出力は2MW、定格容量は8MWh。設置場所は九州製鋼佐賀工場内で、設計・施工はJESCOエコシステムが担当した。事業主体にはエムエル・パワー、大阪ガス、JFEエンジニアリング、九州製鋼が出資している。
ダイヘンの蓄電池パッケージは、パワーコンディショナ、リチウムイオン蓄電池、受電設備、変圧器、エネルギーマネジメントシステムで構成する。同社は九州を含む全国で30件を超える案件に納入しているという。
系統用蓄電池は、立地、資金、運用の組み合わせに加え、PCSやEMSを含む機器パッケージの信頼性も収益を左右する。九州での案件増加は、再エネの出力変動を地域内で受け止める設備投資が進んでいることを示す。