需給調整市場

三次調整力①・②とは

実需給が近づいてから判明する需要や再エネ出力の予測誤差などに備え、発電所、蓄電池、DRなどが出力を動かせるよう待機する調整力です。①と②では、対応する誤差と動き始めるまでの時間が異なります。

更新日:2026.07.20

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三次調整力①・②とは

電気は、実際に使う量と発電する量を一致させる必要があります。しかし、需要や太陽光・風力の出力は予測どおりにならず、発電所が突然停止することもあります。

三次調整力①と三次調整力②は、こうした予測誤差などに対応するため、一般送配電事業者が需給調整市場で確保する商品です。発電所の出力増減、蓄電池の充放電、DRによる需要調整などが使われます。

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三次調整力①と②の違い

商品主な役割応動時間継続時間取引開始
三次調整力①ゲートクローズ後の需要・再エネ予測誤差、電源脱落など15分以内30分2022年度
三次調整力②FIT特例制度①・③を使う再エネの予測誤差60分以内30分2021年度

三次調整力①のほうが速い応答を求められます。②は、特定の再エネ予測誤差に対応する商品です。

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予測誤差に対応する流れ

前日に調整力を確保30分ごとの必要量に対して市場で応札・約定
予測と実績にずれ需要、再エネ出力、電源脱落などで不足・余剰が発生
指令に応じて調整出力、充放電、需要を動かして需給を合わせる

約定した調整力は、一般送配電事業者の指令に応じられる状態で待機します。

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参加できるリソース

発電所火力、水力、自家発などが出力を上げ下げして対応します。
蓄電池充放電を切り替え、必要な時間までに指令値へ到達します。
DR・アグリゲーション需要設備や小さな電源を束ね、商品要件を満たして参加します。

参加には事前審査、通信・計測、応動実績の確認などが必要です。

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2026年度の取引ルール

2026年3月14日受け渡し分から、需給調整市場は前日取引と30分単位の商品設計へ移りました。三次調整力①の上限価格は7.21円/ΔkW・30分です。

三次調整力②には上限価格を設けず、市場外で確保できる調整力の価格を反映した募集量削減係数を使います。価格に加え、募集量、未達量、余力活用を合わせて確認する必要があります。

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実務で確認する資料