需給調整市場

一次調整力・二次調整力とは

発電所、蓄電池、DRなどが、需要と供給のずれを短い時間で直すために出力を動かせる能力です。一次調整力は秒単位の周波数変動に自動で反応し、二次調整力は数分以内に需給のずれを戻す役割を持ちます。

更新日:2026.07.11

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一次調整力・二次調整力とは

電気は、需要と供給のバランスが崩れると周波数が変動します。一次調整力と二次調整力は、その変動を短い時間で抑えるための調整力商品です。

一次調整力は、周波数の変化に対して発電機や蓄電池などが自動的に反応する領域です。二次調整力は、中央給電指令所などからの信号に応じて出力を動かし、需給のずれを戻していく領域です。

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3商品の違い

商品主な役割応動時間継続時間制御方法
一次調整力時間内変動の極短周期成分、電源脱落などに対応10秒以内5分以上GF、自端制御など
二次調整力①時間内変動の短周期成分、電源脱落などに対応5分以内30分LFC
二次調整力②ゲートクローズ後の長周期の予測誤差に対応5分以内30分EDC

数字は商品要件を読むための入口です。実際の応札では、取引規程、事前審査、計測方法、応札単位も確認します。

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周波数制御と需給バランス

需要が急に増える供給が不足し、周波数が下がる方向へ動く
一次・二次調整力が応答出力増、放電、需要抑制などでずれを縮める
バランスを回復後続の商品や運用で持続的な需給調整につなぐ

短い時間軸の調整力ほど、速く正確に動けることが重視されます。

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蓄電池・DRが関係する理由

蓄電池充放電を素早く切り替えられるため、短い時間の調整力に向きます。
DR需要側の設備を制御し、消費電力を上げ下げして需給調整に参加します。
アグリゲーション小さな設備を束ね、商品要件を満たす調整力として市場へ出します。

要件を満たせば、火力、揚水、蓄電池、自家発、DRなどがリソースになり得ます。

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2026年度以降に確認する制度変更

需給調整市場は、商品の細分化、前日取引化、取引単位の見直しなどが続いています。2026年度に向けた検討資料では、前日取引化、30分単位での商品設計、一次調整力と二次調整力①の取引量の扱いなどが論点として示されています。

蓄電池やDRの参加を見るときは、「市場に参加できる」と「どの商品で、どの要件を満たして、どう計測するか」を分けると読みやすくなります。

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実務で確認する資料