ひとことで
京都フュージョニアリングは10月8日、米国の核融合実験施設DIII-Dで、熱や粒子を取り出す装置「ダイバータ」の開発・実装を始めたと発表した。施設を運営するジェネラル・アトミクスと共同で設計し、同社が表面を構成する全てのタイルを製作・供給する。
核融合炉の内部では、高温のプラズマから設備へ大きな熱が加わる。今回の開発は、プラズマを閉じ込めながら熱を取り出し、機器への負担をどう抑えるかを調べるためのもの。
従来と異なるプラズマの断面形状を使う「負三角形度」という運転方法に対応する部材を設計・製作・設置する。米エネルギー省の承認を受け、両者の技術者・研究者が共同で進めている。
装置の設置後に実験し、熱の逃がし方や機器へかかる負荷などのデータを集める。米コロンビア大学も施設の研究計画と連携して参加する。
編集:TERA WHAT編集部