ひとことで
北海道電力は2026年度の連結純利益予想を220億円から330億円程度へ引き上げた。経常利益も300億円から460億円程度へ修正。北海道電力ネットワークの託送料金見直しなどを反映するが、いずれも通期予想であり確定した利益ではない。
純利益の通期予想を110億円引き上げ
北海道電力は9月25日、2026年度の連結業績予想を修正した。親会社株主に帰属する当期純利益は、7月公表の220億円程度から330億円程度へ110億円引き上げる。経常利益は300億円程度から460億円程度へ160億円、売上高は9,700億円程度から1兆250億円程度へ550億円上方修正した。いずれも2026年度通期の見通しで、決算実績ではない。
託送料金見直しと燃料価格を織り込む
同社は、北海道電力ネットワークの託送料金見直しにより経常利益を押し上げると説明した。売上高の増加には、燃料価格などの上昇に伴う燃料費等調整額や他社販売電力料の増加も含む。原油CIF価格の通期想定は1バレル85ドル程度から110ドル程度へ変更した。一方、小売・他社販売電力量の見通しは379億キロワット時程度で据え置いた。
普通株式の年間配当予想は33円で変更しない。利益見通しには燃料価格や為替などの前提があり、実際の通期業績は変わり得る。家庭などへの11月の料金改定は別の発表で、モデルの負担額を確認できる。
編集:TERA WHAT編集部