ひとことで
中国電力など3社は9月24日、玉島発電所の燃料油タンク6基を自律飛行ドローンで撮影し、運転員が映像から異常を確認する実証を始めた。2026年度末まで点検への適合性や通信の安定性を検証し、2027年度の本格運用を目指す。
タンク6基を自動撮影し、人が映像を確認
中国電力、中電工業、KDDIスマートドローンは9月24日、岡山県倉敷市の玉島発電所で、燃料油タンクの巡視点検に自律飛行ドローンを使う実証を始めた。対象は直径40.6~46.4メートル、高さ16.5~25.0メートルのタンク6基。重油と原油のタンクを含む。
ドローンは発電所内のポートから設定した経路を飛び、タンクや配管を撮影する。運転員が映像を見て、変形、腐食、漏油などの有無を判断する。点検を機械だけで完結するという発表ではない。人が屋根などの高所へ上がる作業や巡視時間を減らしつつ、異常を見逃さないかが焦点になる。
年度末までに映像と通信を検証
実証は2026年度末までを予定する。取得した映像が健全性判断に使えるか、通信回線が安定するか、毎回同じ地点・角度を撮れるかを検証する。3社は2027年度に玉島発電所で本格運用を始めることを目標とし、他の火力発電所への展開も検討する。検証結果や本格運用開始はまだ公表されていない。
編集:TERA WHAT編集部