ひとことで
九州電力は9月24日、廃止措置中の玄海原発1号機から未使用の新燃料8体を米国の燃料加工工場へ輸送し、22日に完了したと発表した。輸送期間は8月25日~9月22日。使用済み燃料の搬出ではなく、燃料中のウランを再利用するための未使用燃料の輸送だ。
未使用燃料8体を輸送
九州電力は9月24日、廃止措置中の玄海原子力発電所1号機に保管していた新燃料(未使用燃料)8体を米国の燃料加工工場へ輸送し、22日に完了したと公表した。輸送期間は8月25日から9月22日まで。容器1個を使い、陸上と海上を経由して、米フラマトム社のリッチランド工場へ運んだ。
使用済み燃料とは別
搬出したのは原子炉で使用する前の燃料で、運転後に取り出した使用済み燃料とは異なる。九州電力は、燃料中のウランを自社で再利用するため、廃止措置段階にある玄海1、2号機の未使用燃料を海外へ運ぶ方針を示している。今回完了したと発表した数量は1号機の8体であり、2号機分を含む全量の完了を意味しない。
6月には搬出時期を再調整
九州電力は6月、委託業者の申請書類の不備により、予定していた1号機の未使用燃料搬出を2026年度中へ再調整すると発表していた。今回の完了公表で、少なくとも今回対象の8体については輸送が終わった。未使用燃料の再利用がいつどこで実現するかは、この発表からは分からない。
編集:TERA WHAT編集部