ひとことで
日立エナジーは米ミシシッピ州ガルマンに5億2,800万ドルを投じ、変圧器工場を新設する。既存工場の約2倍の規模で、生産能力を2倍超へ引き上げる。2026年後半に着工し、2029年の生産開始を予定する。
既存工場から約10km、生産能力を2倍超へ
新工場は既存のクリスタルスプリングス工場から約10kmのガルマンに建設する。施設規模は既存工場の約2倍で、変圧器の生産能力を現在の2倍以上へ広げる。完成後は変圧器の生産を新工場へ移し、既存建屋は倉庫や研修施設などに使う。
建設は2026年後半に始め、2029年の生産開始を予定する。700人超の雇用を創出する計画で、1拠点への投資としては日立エナジーで過去最大となる。
データセンターと系統増強の需要に対応
日立エナジーは、データセンター、産業の電化、送電網の更新・拡張で米国の電力需要が増えていることを投資の背景に挙げた。変圧器は発電所や送電線の電圧を変える基幹設備で、供給能力の不足は系統増強の進み方にも影響する。
同社は米国で約15億ドルの製造能力拡大を進める。2026年6月にはバージニア州で4億5,700万ドルを投じる大型変圧器工場の拡張に着工しており、今回を含む一連の計画で1,600人以上の雇用を見込む。
編集:TERA WHAT編集部