系統電気料金

北陸電力、大雨の特別措置を福井6市町へ拡大 延べ停電1万2700戸

ニュース一覧へ →

ひとことで

北陸電力は8月31日、令和8年8月27日からの大雨で被災した顧客への電気料金等の特別措置について、災害救助法の適用地域が広がったことを受け、対象地域を福井県の6市町へ拡大すると発表した。富山4市・石川4市町とあわせて14市町となる。北陸電力と北陸電力送配電は同日10時に警戒体制総本部等をすべて解散し、8月26日から30日までの延べ停電件数を約12,700戸と公表した。

追加されたのは福井市、大野市、勝山市、あわら市、坂井市、吉田郡永平寺町の6市町である。2026年8月30日時点の適用対象地域として示された。8月27日時点で対象だったのは富山県の高岡市・氷見市・小矢部市・射水市と、石川県の羽咋市・志賀町・宝達志水町・中能登町の8市町だった。これ以外の市町村でも、災害救助法が適用された場合、または激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律にもとづく激甚災害の対象地域に指定された場合は対象に加える。申込期日は2027年2月末日である。

特別措置の内容は8月27日に公表したものと同じで、電気料金の支払期日の1か月延長、被災日から引き続き全く電気を使用しなかった場合の1日あたり基本料金4%の割引、使用不能となった設備相当分の基本料金の免除、工事費負担金等相当額の免除の4つである。適用には申込書と罹災証明書等の提出が要る。

停電の全体像も明らかになった。北陸電力送配電がまとめた8月26日から30日までの延べ停電件数は約12,700戸で、内訳は富山県(岐阜県の一部を含む)が約10,200戸、石川県が約2,100戸、福井県が約400戸である。被害は富山県に集中していた。

警戒体制は8月27日の富山県・石川県への大雨特別警報の発表を受けて設置され、8月30日には福井県への大雨特別警報を受けて福井支店・丹南支店・福井支社にも警戒体制本部が置かれていた。北陸電力と北陸電力送配電は8月31日10時に、警戒体制総本部を含むすべての体制を解散した。

関連する解説:災害時の電気料金の特別措置

編集:TERA WHAT編集部

背景を確認する

制度・用語一覧へ
ニュース一覧へ