ひとことで
北陸電力と北陸電力送配電は8月27日、富山県と石川県への大雨特別警報の発表を受け、同日8時20分に北陸電力送配電本店へ警戒体制総本部を設置したと公表した。高岡・石川・七尾の3支店と富山・石川の2支社は7時40分に警戒体制本部を設けた。あわせて災害救助法が適用された富山県4市と石川県4市町を対象に、電気料金と託送料金の特別措置を適用する。
特別措置の対象は、8月27日時点で災害救助法が適用された富山県の高岡市、氷見市、小矢部市、射水市と、石川県の羽咋市、羽咋郡志賀町、羽咋郡宝達志水町、鹿島郡中能登町である。北陸電力はこれ以外の市町村でも災害救助法が適用された場合、または激甚災害の対象地域に指定された場合は対象に加えるとしている。適用には申込書と罹災証明書等の提出が必要になる。
措置は4つある。第一に電気料金の支払期日を1か月延長するもので、2026年7月分(8月27日以降に支払期日を迎えるものに限る)から10月分までが対象。第二に、被災した日から引き続き全く電気を使わなかった場合、2027年2月末日までに限り1日あたり基本料金を4%割り引く。第三に、被災した建物等の電気設備が一時的に使用不能となった場合、その相当分の基本料金を免除する。第四に、契約の廃止・再開や臨時電灯、計量器・引込線の移設について工事費負担金等相当額を免除する。
同じ日に北陸電力送配電も託送料金等の特別措置を公表した。小売電気事業者を通じて需要家へ届く仕組みのため、送配電側の措置と小売側の措置は組みで出される。停電の最新情報は北陸電力送配電の停電情報ページで確認できる。災害時のこうした措置は各社のプレスリリース欄ではなく「お知らせ」欄に出ることも多く、発表を見落としやすい。
編集:TERA WHAT編集部