ひとことで
北陸電力は8月13日、敦賀火力発電所で新たに4カ所のクロスコネクション(水道配管と他系統の違法接続)が見つかり、敦賀市から改善指示書(厳重注意)を8月12日に受領したと発表した。7月に「他に該当箇所はない」と報告した後の再調査で見つかった。
クロスコネクションは、水道法で禁止されている、上水道の配管とその他の系統の配管を直接つなぐ接続を指す。敦賀火力では7月に海水電解装置から敦賀市の上水道へ海水が逆流する事案が判明し、7月23日に最初の改善指示書を受領。その後の調査で「発電所内に他のクロスコネクション箇所はない」と敦賀市などへ報告していた。
再調査で循環水ポンプ冷却水設備など4カ所
対策の詳細を検討する過程で一部設備を再調査したところ、循環水ポンプ冷却水設備と飲料水受水設備で新たに4カ所のクロスコネクションを確認した。今回の4カ所から水道水系統への逆流は起きていない。
敦賀市は8月12日の改善指示書で、発電所全施設の再度の総点検、クロスコネクション箇所の上水道配管からの即座の切断、発生原因の徹底究明と再発防止体制の強化を指示した。北陸電力は「極めて重大な事態と重く受け止めている」として、指示に従い対応するとしている。
編集:TERA WHAT編集部