原子力

柏崎刈羽で核物質防護の指摘 出入管理システムが一部機能喪失、重要度は緑

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東京電力ホールディングスは8月20日、同日の原子力規制委員会で報告された2026年度第1四半期の原子力規制検査等の結果について、柏崎刈羽原子力発電所の核物質防護事案で検査指摘を受けたと発表した。防護区域などの出入管理システムの一部機能が失われたもので、重要度の評価は4段階で最も低い「緑」、深刻度の評価は同じく4段階で最も低い「SLIV」だった。

指摘の対象は物理的防護に区分される事案で、防護区域等への出入りを管理するシステムの一部機能喪失。原子力規制庁が2026年度第1四半期に実施した原子力規制検査等の結果(核物質防護関係)として、8月20日の原子力規制委員会へ報告された。

原子力規制検査の重要度は、事業者が行う安全活動の劣化の程度に応じて「赤」「黄」「白」「緑」の4段階で評価される。今回の「緑」は、安全確保の機能または性能への影響があるものの、限定的かつ極めて小さく、事業者の改善措置活動により改善が見込める水準に適用される区分にあたる。

深刻度は、検査で特定された違反の程度に応じて「SLI」から「SLIV」までの4段階で評価される。「SLIV」は、原子力安全上または核物質防護上の影響が限定的なもの、またはそうした状況になり得たものに適用される。今回は通知なしの扱いとなった。

東京電力は「今回の事案を踏まえた再発防止策を実施するとともに、改善が一過性のものとならないよう、引き続き取り組んでまいります」としている。発表には、出入管理システムの一部機能喪失の概要と系統図を示した別紙2点が添えられた。

編集:TERA WHAT編集部

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