北陸電力は、福井火力発電所三国1号機を2028年3月31日までに廃止すると決めた。1978年9月に運転を始めた重油火力で、定格出力は25万kW。廃止時点では運転開始から約50年がたつ。
同社は、設備の老朽化に加え、重油を使う火力を長く運用し続ける燃料調達環境が厳しくなっていると説明した。供給力の維持、需給動向、環境影響を総合的に見て、廃止を選んだ形だ。
廃止決定に伴い、固定資産の減損損失として85億円程度を特別損失に計上する。2025年度の親会社株主に帰属する当期純利益予想は、2月公表の620億円から530億円へ90億円引き下げた。