トリナ・ソーラー・ジャパンは6月3日、トリナ・ストレージが九州で160MWhの超高圧蓄電プロジェクトの契約を締結したと発表した。製品納入は2026年中、運転開始は2027年を予定している。
このプロジェクトでは、トリナ・ストレージの大型蓄電池システム「Elementa 2」が採用される。1ユニットあたり約5MWhの容量を持ち、自社開発のリン酸鉄リチウム(LFP)セルを基盤に、314Ahの大容量セルを採用する。
九州は太陽光発電の導入量が大きく、再エネ出力制御が頻繁に課題になる地域だ。160MWh規模の蓄電池は、再エネ余剰の吸収、需給調整、市場取引を通じた系統安定化に使われる可能性が高い。
住宅・産業用の太陽光に蓄電池を組み合わせると、昼間の余剰電力を夕方以降に回しやすい。パネルメーカーが蓄電池や制御機器まで扱う動きは、発電量の拡大と自家消費率の向上を一体で進める流れになる。