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従量電灯は使用量で電力量料金が決まる
従量電灯は、主に家庭の照明やコンセントで使う低圧の料金メニューです。契約アンペアや契約容量に応じた基本料金と、1カ月に使った電力量に応じた電力量料金を組み合わせます。
従量電灯A・B・Cという名称や、最低料金と基本料金のどちらを使うかは地域や契約によって異なります。自分の契約名は検針票、請求書、小売電気事業者の会員ページで確認します。
02
三段階料金は区分ごとに積み上げる
第1段階最初の使用量に第1単価
第2段階次の区分だけに第2単価
第3段階上限を超えた分に第3単価
たとえば使用量が350kWhなら、第1段階、第2段階、第3段階の三つに分けて計算します。350kWhすべてに第3段階の単価を掛けるわけではありません。境目を1kWh超えた場合も、高い単価になるのは超えた1kWhだけです。
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東京電力の従量電灯B・Cは120kWhと300kWhが境目
| 使用量の区分 | 単価 | 350kWh使用時の対象量 |
|---|---|---|
| 最初の120kWhまで | 29円80銭/kWh | 120kWh |
| 120kWh超~300kWhまで | 36円40銭/kWh | 180kWh |
| 300kWh超 | 40円49銭/kWh | 50kWh |
表は東京電力エナジーパートナーの従量電灯B・Cについて、2026年8月5日時点で公表されている税込単価です。ほかの地域や自由料金プランでは、区分の境目や単価が異なる場合があります。
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350kWhなら電力量料金は1万2152円50銭
| 第1段階 | 29円80銭 × 120kWh = 3,576円00銭 |
|---|---|
| 第2段階 | 36円40銭 × 180kWh = 6,552円00銭 |
| 第3段階 | 40円49銭 × 50kWh = 2,024円50銭 |
| 電力量料金の小計 | 12,152円50銭 |
この小計は三段階の電力量料金だけを計算した例です。実際の請求額には基本料金、燃料費調整額、再エネ賦課金などが加わり、約款に定めた方法で端数を処理します。
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三段階料金だけでは請求額は決まらない
電気料金 = 基本料金 + 三段階の電力量料金 ± 燃料費調整額 + 再エネ賦課金
基本料金従量電灯Bでは契約アンペア、従量電灯Cでは契約容量を基に計算します。
燃料費調整額燃料価格と為替の変動を使用量に応じて加算または差し引きます。
再エネ賦課金国が年度ごとに定める全国共通の単価を使用量に掛けます。
割引・支援口座振替割引や政府支援などは、適用条件に従って別に反映します。
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規制料金と自由料金で設計が異なる
規制料金の従量電灯国が認可した特定小売供給約款に、料金区分と単価が記載されています。
自由料金プラン三段階、二段階、単一単価、時間帯別、市場連動型など、事業者が異なる設計を採用できます。
三段階料金制度は、生活に必要な使用量への配慮と省エネルギーの促進を目的に1974年から採用されてきました。2016年の小売全面自由化後は多様な自由料金が登場しましたが、経過措置の規制料金として従量電灯を選べる地域もあります。
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契約を比べるときの確認項目
区分の境目何kWhまでが各段階なのかを確認します。
段階ごとの単価税込か、燃料費調整額を含むかを分けて見ます。
燃料費調整の条件上限の有無と参照する燃料価格を確認します。
通常時の総額基本料金、割引終了後の金額、解約条件まで含めて比べます。