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供給計画とは
供給計画は、電気事業法第29条に基づき、発電、小売、送配電などの電気事業者が毎年度作成する計画です。計画を始める年度と、その後10年間の需要、供給力、発電・送電設備の整備や運用を示します。
各社はOCCTOを経由して経済産業大臣へ提出します。OCCTOは全国とエリア別の計画を集計し、将来必要な供給力と送電設備が確保できるかを評価します。
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毎年10年先まで更新する理由
電源の稼働時期が変わる
新設・更新工事の遅れや既存電源の休廃止により、使える供給力と運転開始年度が動きます。
送電網の整備に時間がかかる
発電所や大規模需要を接続する送電線・変電所は、調査から使用開始まで長い期間を要します。
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計画に含まれる主な項目
| 項目 | 確認できる内容 | 読み取る観点 |
|---|---|---|
| 需要 | 最大需要電力、需要電力量、需要の増減要因 | どの年度・エリアで需要が増えるか |
| 供給力 | 電源別の供給力、予備率、供給力不足の見通し | 需要に対する余裕と不足年度 |
| 発電設備 | 新設、更新、休止、廃止、運転開始時期 | 退出と新設の時期がつながるか |
| 送配電設備 | 送電線・変電所の新増設、広域連系系統の整備 | 需要・電源を系統へ接続できるか |
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提出から公表までの流れ
事業者が作成電気事業者が事業区分ごとの様式で需要、供給力、設備計画を作成し、OCCTOへ提出します。
OCCTOが確認全国・エリア別に集計し、電源の新設と退出、供給力、送電網整備の整合を評価します。
経産相へ送付OCCTOは毎年3月末までに取りまとめ、意見を付けて経済産業大臣へ送付し、公表します。
提出された計画を集計した数値は、電源の完成や廃止を保証するものではありません。計画の変更や工期の遅れがあるため、毎年度の取りまとめを比較して見通しの変化を確認します。
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2026年度取りまとめで示された見通し
OCCTOの2026年度取りまとめは、東京エリアで目標供給力を下回る時期があり、夏季向けの追加供給力確保で対応するとしています。2028年度以降は複数エリアで、既存電源の退出が新設・更新電源の稼働に先行し、供給力が厳しくなる見通しを示しました。
長期では、データセンターなどの需要、火力・原子力の稼働、新設電源の工期、再エネと蓄電池の導入量に不確実性があります。数値を見る際は、需要想定、供給力、電源の運転開始年度を組み合わせて確認します。
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