ひとことで
九州電力は11月6日、川内原子力発電所1・2号機の電気配線貫通部に新しい型式を追加するため、長期施設管理計画の変更認可を原子力規制委員会へ申請した。更新は1号機が2027年度、2号機が2028年度の予定となる。
境界部の材料変更に伴う劣化を評価
電気配線貫通部は、原子炉格納容器の気密性を保ったまま、内部と外部の電気ケーブルをつなぐ設備。新型式では境界部の材料をステンレスなどの無機物から樹脂などの有機物へ変更するため、材料の劣化で気密性が低下する可能性などを追加評価した。
九州電力は、運転開始から60年時点での健全性に問題はなく、今後の保全活動へ追加すべきものはないと評価している。今回の発表は変更認可を申請した段階で、今後の審査・認可を追う。
長期施設管理計画は、運転開始から30年を超えて運転する際、10年ごとに60年時点の設備の健全性と必要な保全活動をまとめる計画。既存計画は1号機が2024年11月29日、2号機が2025年9月5日に認可されており、今回は設備更新に伴う評価を追加する。
編集:TERA WHAT編集部