ひとことで
京都フュージョニアリングは10月29日、レーザーを使う核融合発電を開発するドイツのFocused Energyと、協力を検討する覚書を結んだと発表した。燃料の供給・回収や熱の取り出しなど、核融合の反応を発電設備として使うための技術が対象となる。
核融合発電では、反応を起こす装置に加え、燃料を循環させ、得られた熱を取り出し、長く安全に動かす設備が必要になる。両社は、燃料・標的の技術、トリチウム燃料の循環、厳しい環境で使う材料、計測などについて、情報交換と共同開発の可能性を検討する。
ドイツにある京都フュージョニアリングの子会社も参加し、研究機関や実証事業との連携、部品や設備を供給する企業との協力機会を探る。Focused Energyは、2030年代半ばまでにドイツ・ビブリスでレーザー核融合発電所を建設する目標を掲げている。今回の合意は、技術協力の検討を進める段階にある。
編集:TERA WHAT編集部