ひとことで
関西電力とE-Flowは10月23日、太陽光発電所に併設する蓄電池を、電気の売買と需給の調整に使う計画を発表した。2027年以降、複数のエリアで合計110MW(11万キロワット)の蓄電池を運用する予定。
昼間に余った太陽光の電気をため、別の時間帯に卸電力市場で売ったり、電気を使う量とつくる量を合わせる需給調整市場へ供出したりする。複数の用途で使うことを、今回の発表ではマルチユース運用と呼んでいる。
関西電力のAI最適制御システムSenaSonは、太陽光の発電量や市場価格の予測を基に充放電の計画をつくり、設備を制御する。E-FlowのK-VIPs+と連携し、市場取引、発電計画の提出、運用・精算までを一体で行う計画。
両社は、太陽光の出力を抑える機会を減らし、需給の安定化と蓄電池の収益機会の拡大につなげるとしている。対象の発電所名、エリア別の内訳、蓄えられる電力量、具体的な運用開始日は今回の資料に記載されていない。
編集:TERA WHAT編集部