ひとことで
九州電力は9月1日、10月1日に設立する純粋持株会社キューデンホールディングスについて、東京証券取引所から新規上場の承認を受けたと開示した。上場日は2026年10月1日、証券コードは642Aである。九州電力は同日付でキューデンホールディングスの完全子会社となり、九州電力自身は上場廃止となる。
持株会社体制への移行は、2026年3月26日の取締役会で決議していた。同年6月25日の第102回定時株主総会で承認等を得ることを前提に、10月1日に九州電力の完全親会社となる純粋持株会社を設立する。目的として同社は「全体最適視点でのグループ経営」と「自律的かつ迅速な事業運営」の実現を挙げている。
持株会社の概要は、名称がキューデンホールディングス株式会社(KYUDEN Holdings Inc.)、所在地が福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号、代表者が代表取締役社長執行役員の西山勝氏である。事業内容はグループ会社の経営管理等、資本金は2,373億486万3,699円、決算期は3月31日とする。
グループの再編は設立の半年後に本格化する。2027年4月1日に、九州電力が保有する水力発電事業を九電みらいエナジーへ、都市開発事業を新設する九電都市開発へそれぞれ移管する。同じ日に、九州電力が保有する主要な事業会社を、持株会社が直接保有する子会社として再編する。
旧一般電気事業者では、東京電力ホールディングスが2016年4月に持株会社体制へ移行している。九州電力の場合は法的分離に伴う送配電部門の分社とは別に、グループ全体の経営体制を組み替えるものである。上場市場と上場日は東京証券取引所の新規上場会社情報に掲載されている。
編集:TERA WHAT編集部