2026.07.03 原子力 / 電源 / 制度

九州電力、玄海4号機の長期施設管理計画を申請

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九州電力は、玄海原子力発電所4号機の長期施設管理計画を原子力規制委員会へ申請した。同機は1997年7月25日に営業運転を始め、2027年7月に運転開始から30年を迎える。

長期施設管理計画は、30年を超えて原子力発電所を運転する場合に、30年経過後の点検や部品交換などを定める制度だ。安全機能を持つ機器と構造物について、熱、放射線、腐食、繰り返し荷重などによる経年劣化を評価し、10年を超えない期間ごとに原子力規制委員会の認可を受ける。

九州電力は、現在の点検・検査を継続し、一部の機器には追加の保全策を実施すれば、今後も安全に運転できるとの評価結果をまとめた。申請した計画の対象期間と具体的な追加保全策は、原子力規制委員会の審査資料で確認される。

同社は2026年5月、玄海4号機の原子炉容器上部ふたを、耐久性を高めたものへ交換する方針も公表している。国内外の事例と研究結果を踏まえた予防保全で、交換時期は検討中だ。長期施設管理計画の審査と並行して、通常の定期検査や安全性向上評価に基づく設備対策も続く。