ひとことで
四国電力は8月13日、伊方発電所の雑固体焼却炉建家内(管理区域内)で運転中だった雑固体焼却設備のセラミックフィルタ下部に灰のようなものが落ちているのを、同日10時25分頃に協力会社の運転員が確認したと発表した。現場調査の結果、落ちていたものは灰であり、漏えいは停止していることを確認した。
セラミックフィルタ下部のグローブボックスのゴム部分の一部に割れが確認されたため、新たな漏えいを防ぐ養生を行った。漏えいした灰は建家内に留まっており、全量を回収した。漏えい量は0.3g、放射能量は84ベクレルだった。
雑固体焼却設備は、管理区域内の作業で発生した紙ウエスや布切れなどの可燃性の低レベル放射性廃棄物を焼却する設備。セラミックフィルタは焼却炉で発生した排ガス中の放射性塵埃を除去するもので、1次フィルタと2次フィルタで構成される。グローブボックスは内部を外気から遮断し、手袋を使って焼却灰を清掃するための箱型の装置。
四国電力は今後、雑固体焼却設備を停止して詳細を調査する。本事象によるプラントへの影響および環境への放射能の影響はないとしている。
編集:TERA WHAT編集部