四国電力は、伊方発電所1号機を廃止措置の第2段階へ移すための計画変更について、原子力規制委員会から認可を受けた。同機は2016年5月に運転を終え、2017年9月から第1段階の作業を進めてきた。
伊方1号機の廃止措置は約40年間を見込み、4段階に分かれる。約10年の第1段階では、使用済み燃料と新燃料の搬出、設備に付着した放射性物質の調査・除去、解体計画の作成を実施した。四国電力は、これらの作業が計画どおり終わったとしている。
第2段階は約15年間で、原子炉の周辺にあるポンプやタンクなど、放射能レベルが比較的低い管理区域内設備の解体を始める。原子炉本体とその周辺設備はこの段階では解体せず、安全に保管して放射能を減衰させながら、第3段階で使う解体計画を作成する。
四国電力は2025年11月20日に変更認可を申請し、2026年4月24日と6月19日に補正書を提出した。6月の補正では、1、2号機で共用する設備について、設置されている建屋に応じて各号機の解体対象へ振り分けた。作業開始には、原子力規制委員会の認可に続いて、愛媛県と伊方町から安全協定に基づく了解を得る必要がある。