ひとことで
北海道電力は7月23日、総額800億円の公募ハイブリッド社債の発行条件を決めた。初回利率は年3.393%で、2019年に調達した同額のハイブリッドローンを返済する。
| 発行額 | 800億円 |
|---|---|
| 初回利率 | 年3.393% |
| 払込日 | 2026年7月29日 |
| 満期 | 2063年7月25日 |
| 期限前償還 | 2033年7月25日以降、一定の条件で可能 |
ハイブリッド社債は、会計上は負債に分類されるが、返済順位や償還期間などに資本に近い性質を持たせた資金調達手段。今回の社債は一般債務より返済順位が低く、普通株式より優先される。北海道電力は利払いを任意に繰り延べることができる。
調達資金は、2019年に借り入れた800億円のハイブリッドローンを8月31日に全額返済するために使う。借入金を社債へ置き換える取引で、普通株式の新規発行による株式数の増加は生じない。
格付投資情報センター(R&I)はA-、日本格付研究所(JCR)はAと評価し、両社とも社債額の50%を格付け上の資本として認めている。これは格付け分析上の扱いで、会計上の負債区分が変わることを意味しない。
編集:TERA WHAT編集部