ひとことで
CMEに上場するJKM期近先物は7月21日に21.335ドル/MMBtuとなった。Reutersは、同日のホルムズ海峡で確認された商品輸送船が3隻に減り、LNGタンカーの通航は確認されなかったと報じた。
| 取引日 | 終値 |
|---|---|
| 6月25日 | 15.385ドル/MMBtu |
| 7月15日 | 16.808ドル/MMBtu |
| 7月21日 | 21.335ドル/MMBtu |
JKMは、日本・韓国を中心とする北東アジア向けスポットLNGカーゴの価格評価を基にした指標。今回の数字はCMEに上場する期近先物の遅延データで、日本へ実際に入着したスポットLNGの月次価格とは異なる。
Reutersが海運データ会社Kplerの情報を基に報じたところでは、7月21日にホルムズ海峡を通航した商品輸送船は3隻で、前日の4隻から減少した。大型原油タンカーとLNGタンカーの通航は確認されなかった。1日分の観測で供給停止を意味するものではないが、輸送の不確実性が高まっている。
日本のLNG調達は長期契約が中心で、先物価格の上昇がそのまま燃料費になるわけではない。一方、需要増加や既存契約の不足を補うスポット調達は市場価格と輸送制約の影響を受ける。中東のLNG供給リスクは世界のLNG供給見通しでも整理している。
編集:TERA WHAT編集部