ロイターは、カタールの輸出設備被害とホルムズ海峡の混乱により、2026年の世界LNG供給見通しが悪化していると報じた。JOGMECの月次情報でも、北東アジアのスポットLNG価格JKMが2月末の10ドル後半から急騰したと整理されている。
JOGMECによると、3月3日にはカタールのラス・ラファン工業地帯への攻撃によるLNG輸出施設の停止を受け、JKMは25ドル前半と3年以上ぶりの高値を付けた。3月19日にも供給懸念で25ドル半ばまで上昇している。
北東アジアでは在庫が高く天候も穏やかだったためスポット需要は弱かったが、南アジアや東南アジアの購買活動が価格を支えた。日本の2026年2月の平均LNG輸入価格は100万Btuあたり10.58ドル、円建てでは1トン85,386円だった。