2026.06.10 原子力 / 電源 / 制度

九州電力、玄海原発の補正書を提出 基準津波と基準地震動の記載を充実

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九州電力は6月10日、玄海原子力発電所について、地震調査研究推進本部による長期評価に係る原子炉設置変更許可申請の補正書を原子力規制委員会へ提出したと発表した。2024年7月25日に提出した申請について、これまでの審査内容を反映したものだ。

主な補正内容は、基準津波の見直しと、基準地震動Ss-7に係る記載内容の充実とされている。発表では、地震調査研究推進本部を、地震防災対策の強化を目標に主要活断層帯や海溝型地震の長期的な発生可能性を評価する政府の特別機関と説明している。

今回の手続きは、2025年8月29日に続く補正書提出で、玄海原発の地震・津波評価を規制審査の中で具体化する作業になる。原子力発電所の運用では、設備対策に加えて、最新知見をどのように評価へ反映するかが問われる。

九州電力は、今後も国の審査に対応し、地域への情報公開と説明に努めるとしている。原子力を安定供給と脱炭素電源として使うには、稼働率や発電量に加えて、地震・津波リスクへの審査対応が継続して進むかを見ていく必要がある。