2026.06.29 系統 / 需給 / 再エネ

KGモーターズ、浪江町でEV連携VPP実証 2028年度まで3年間

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KGモーターズが提案した「EV連携DCエネルギーシステムとVPP統合制御による分散型電力インフラ構築実証」が、福島県の地域復興実用化開発等促進事業費補助金に採択された。実施場所は浪江町で、事業期間は2026年度から2028年度までの3年間となる。

実証には、同社が開発する1人乗り小型EV「mibot」を使う。車載電池と定置蓄電池を直流のまま接続し、交流への変換回数を減らしたときに、どの程度の電力損失を抑えられるかを確かめる。車両を移動用の機器として使いながら、駐車中の電池を地域の電力設備として利用する構成だ。

浪江町には開発・実証拠点となる「浪江AIセンター」を設ける。複数のEVと蓄電池から運転状況や充電量のデータを集め、電力需要の予測と充放電の制御を行う。センターは、各地に分散した機器と仮想発電所をつなぐ管制拠点になる。

制御システムには、複数の電池をまとめて扱うVPPと、車両から住宅や電力系統へ電気を送るV2Xを組み合わせる。KGモーターズと浪江町は2026年3月23日に研究開発の連携協定を締結しており、今回の実証はその協定に基づく。平常時の再エネ出力調整と、停電時の電源利用を同じ設備で検証する。