東京センチュリーとテスホールディングスは6月16日、京都府福知山市で大型系統用蓄電池事業を本格始動したと発表した。東京センチュリーが100%出資するSPCが事業主体となり、テス・エンジニアリングがEPCを一括で担う。
施設は送電端出力49,500kW、蓄電容量209,235kWh。5,365kWhの蓄電池を39台設置する計画で、運転開始は2028年6月を予定する。
本事業は補助金を活用しないフルマーチャント事業として、電力市場での運用により収益化を図る。再エネ導入拡大に必要な系統安定化にも寄与するとしている。
系統用蓄電池は、設備そのものの開発力に加えて、市場運用、資金調達、リスク管理が収益を左右する段階に入っている。今回の案件は、金融会社とエネルギーエンジニアリング会社が組む開発モデルとしても見ておきたい。