燃料需給

ナフサ不足でエアコン資材にも影響 夏の生活インフラにボトルネック

ニュース一覧へ →

FNNプライムオンラインは6月7日、中東情勢を受けたナフサ不足の影響で、エアコン関連の資材不足が深刻になっていると報じた。福岡市東区の家電販売店では、室外機を設置する架台の在庫が特に不足しており、メーカーからは2〜3カ月前から出荷制限の連絡があり、約1カ月前からはほとんど入ってこなくなったという。

架台のほか、配線や配管を保護するプラスチック製カバー、テープ類の入荷も不安定になっている。FNNによると、福岡県が6月1日に中小企業81社へ行ったヒアリングでは、仕入れ値の上昇と答えた企業が74%、資材の入手が困難と答えた企業が62%に上った。政府はナフサ由来製品について年度を越えて供給継続が可能と説明しているが、現場では不足感が消えていない。

電気そのものの不足ではないが、夏の電力需要を抑えるうえでエアコン整備は重要になる。取り付けや修理に必要な部材が不足すれば、暑さ対策と省エネ運転の準備が遅れる。

エアコン関連部材の不足は、冷房需要が増える前の設置・修理工程に影響する。架台や配管カバー、テープ類は小さな部材だが、入荷が滞ると工事日程がずれ、家庭や店舗の暑熱対策にも遅れが出る。