APによると、5月29日のアジア市場では、米国とイランが停戦を60日延長するとの期待から、日本と韓国の株式市場が最高値を付けた。日経平均株価は2.5%上昇し、6万6329.50円で過去最高の終値となった。
原油価格は小幅に下げ、ブレント原油は0.1%安の1バレル92.58ドル、米WTIは0.1%安の88.81ドルとなった。ただしAPは、ホルムズ海峡はなお大部分が閉じた状態で、原油価格は戦争前の水準を上回っていると伝えている。
記事では、米国とイランの交渉担当者が停戦延長と核協議再開で暫定合意に達したものの、イラン側の公表やトランプ大統領の最終承認はまだ残っているとされる。船舶通行料の扱いや米国によるイラン港湾封鎖の段階的解除も、市場が注視する材料だ。
市場では停戦延長への期待が株価を押し上げた一方、ホルムズ海峡の通航制限と港湾封鎖の解除はまだ確定していない。日本の燃料調達では、原油価格の小幅下落だけでなく、船舶が通常航路に戻る時期と保険条件の変化を合わせて確認する必要がある。