ひとことで
住友商事、阪急電鉄などは10月19日、フィリピン・マニラの都市鉄道LRT1号線で、電車のブレーキ時に発生する電力を有効利用する省エネ実証を発表した。現在使われずに失われている回生電力の約半分を活用できると見込む。
現地で鉄道を運営するLight Rail Manila Corporation(LRMC)と共同で実施する。環境省の2026~2027年度の実証事業に採択された。
電車は減速時にモーターを発電機として働かせ、電気を生み出すことができる。この回生電力は、周囲に使う電車がいないと余ってしまう。実証では余った電気を駅の設備へ送る装置を導入し、変電所から送り出す電圧の調整と、車両の制御ソフトの改修も組み合わせる。
活用を見込む約半分は、現在使われずに失われている回生電力のうちの割合だ。住友商事は機器提供と全体の取りまとめ、阪急電鉄は省エネ施策の導入と効果検証の技術支援を担う。
編集:TERA WHAT編集部