ひとことで
東北電力ネットワークは10月7日、日立製作所と共同開発したシステムを青森県の配電網に導入し、電圧をまとめて調整する運用を始めたと発表した。各地点の計測データから電線全体の状態を把握し、調整装置の設定を自動で計算して遠隔操作する。
太陽光発電が増えると、天候で発電量が変わり、家庭や事業所へ電気を届ける配電線の電圧も動きやすくなる。電圧は電気を送り出す力に当たり、電気を安定して使うには一定の範囲に保つ必要がある。
新しい仕組みでは、スマートメーターやセンサー付きの開閉器からデータを集める。配電線の途中にある電圧調整装置について、従来は人が行っていた設定値の計算と設定を自動化する。複数地点の情報を使うことで、配電線全体の電圧を調整する。
東北電力ネットワークは、電気の品質を保ちつつ、再生可能エネルギーの導入を広げることにつなげるとしている。今回の発表では、再エネを接続できる量の増加幅や、発電を抑える量の削減実績は示されていない。
編集:TERA WHAT編集部