ひとことで
東芝エネルギーシステムズは9月18日、沸騰水型原子炉向け新型燃料集合体「NX1」の型式証明を原子力規制委員会へ申請した。燃料棒の配列を従来の9×9から10×10へ改め、使用済燃料の発生量低減を目指す。
燃料棒とスペーサー、被覆管を改良
NX1は東芝エネルギーシステムズと子会社の原子燃料工業が共同開発した。燃料棒を細くして1体当たりの配列を9行9列から10行10列へ増やし、燃料棒を支えるスペーサーや被覆管の合金も改良する。
ウラン量と取出燃焼度を高める
1体に装荷できるウラン量を増やし、燃料を原子炉で使える期間を示す取出燃焼度を高めることで、同じ発電量に対する使用済燃料の発生量を減らす。東芝は安全性と信頼性の向上も見込む。
国内のBWR、ABWR、建設中のiBRでは、1基当たりおよそ500〜900体の燃料集合体を炉心に装荷する。型式証明は、個別発電所への導入に先立ち、燃料設計が技術基準へ適合するかを確認する手続きとなる。
編集:TERA WHAT編集部