関西電力は、高浜発電所1号機で使う新燃料集合体20体を、茨城県東海村の三菱原子燃料から福井県高浜町の発電所へ陸送した。7月1日午前5時30分に出発し、24時間後の7月2日午前5時30分に到着した。
燃料集合体は2体ずつ、計10個の専用輸送容器に収めた。輸送物の区分は「A型核分裂性輸送物」で、国が定める落下、圧縮、散水などの試験条件に適合した容器を使う。車両への固定や標識の掲示、緊急時の連絡体制も輸送時の安全対策に含まれる。
新燃料は原子炉へ装荷する前のウラン燃料で、発電に使った後の使用済み燃料とは放射線量や輸送容器の仕様が異なる。発電所に到着した燃料は検査を受け、燃料取扱建屋など所定の場所で保管される。
高浜1号機は加圧水型軽水炉で、定格電気出力は82万6,000kW、定格熱出力は244万kW。今回の公表は燃料輸送の完了を知らせるもので、燃料を原子炉へ装荷する日程や、次回の原子炉起動時期は記載されていない。