関西電力は7月9日、既設の原子力・水力発電所を活用したオフサイト型コーポレートPPA(フィジカルPPA)の実現に向け、法人向け問い合わせ窓口を開設した。
| 対象電源 | 既設の原子力発電所と水力発電所 |
|---|---|
| 契約形態 | オフサイト型コーポレートPPA(フィジカルPPA) |
| 対象顧客 | 法人の需要家、小売電気事業者 |
| 関西電力の説明 | 原子力を活用したフィジカルPPAは国内初の取り組み |
フィジカルPPAは、需要家の敷地外にある電源から、一般の電力系統を通じて電気を受け取る契約だ。発表資料では、電気と環境価値を一体で供給することで、使用電力の脱炭素化と電力コストの見通しやすさを両立しやすいと説明している。
これまでのオフサイトPPAは、太陽光や風力などの再エネ電源を使う例が中心だった。今回の構想は、既設の原子力と水力を組み合わせ、季節や天候、時間帯による変動が比較的小さい脱炭素電源を法人向け調達メニューに使う動きになる。
企業の電力調達では、PPA、非化石証書、追加性の扱いを分けて確認する必要がある。今回の発表は窓口開設であり、個別契約の供給先や供給量は今後の案件ごとに確認する段階だ。